愛犬とお別れして寂しさや後悔から抜けでれず、心が折れてしまった。家族のためにもなんとかペットロスから抜け出したい、抜け出さねばならないと願っている。なのに、身体は思うように動かず、心をどう処理したらいいのかが分からない。ペットロスは本当に辛いものですね。
ぼくがいなくなってからママは泣いてばかり。
ずっとお空から心配してるんだ
ペットロスで辛い日々を送られている方へ。
いきなりですが…ブログはじめてみませんか?
ひとつ前に進んでみませんか?
- 新しいことに挑戦する自分が好きになる
- 辛い自分を少しずつ俯瞰することができる
- 時間の使い方を考え大事に過ごすようになる
- 泣いてばかりだった時間が少しずつ少なくなる
- 愛犬の笑顔と楽しかった思い出がたくさんよみがえる
この記事では、愛犬との日々を振り返り、その思い出を言葉に綴ることで、徐々にその痛みに向き合い癒されていく、ペットロスの私が、前に進むための方法としてブログを書くことを選んだ意義についてまとめてみました。
ずっとずっと私がそうであったように、悲しくてやりきれない空洞のような心で日々を過ごしている方の、少しでも参考になれば嬉しいです。
わたしについて自己紹介していますので、良かったらこちらも覗いてみてください!
ブログに挑戦してみようと思ったいきさつ
愛犬をなくしてからというもの、布団に潜って悔やんで過ごす日々が続き、何の心も持てず、ただ仕事に行っては帰るだけの毎日。悲しみや不安、ストレスを強く感じながら過ごしてきました。
そんな私ですが、最近になってようやく「少しずつだけど自分が変わってきているなぁ」と実感しています。何かを待つように何もしないでいる方がよっぽど辛いかもと気づけたからでしょうか。
その大きな要因のひとつは「ブログを始めたこと」です。もちろん愛する家族の助けもあってのうえですが。他にもいろいろ挑戦しましたが、少しずつ心に余裕ができたのは、やはり「ブログを始めたこと」が大きいと感じています。
羊毛フェルト始めて愛犬そっくりに作りたかったけど…断念!
いきなり「ブログを始めよう」という考えにたどりついたわけではなくて、ブログ始めるまでにはいろいろ挑戦しました。
愛犬の四十九日が過ぎた頃の私は、「愛犬そっくりに作ります」というインスタグラムに心奪われていました。本気で作ってもらいたいと毎日ギャラリーを見続けていました。とてもとても私のわがままだけで出せるお値段ではないのだと分かっています。それでも、毎日毎日あきらめきれずに作品ばかりを眺めている、何かに取り憑かれているような私でした。
ある日、降りて来たんですよ、頭に。「自分で羊毛フェルト作ってみたらいいじゃないの…ココそっくりに。あの子の特徴を誰よりも知っているのは私なのだから」と。なぜか自信たっぷりで、できる気しかありませんでしたし(笑)
どうでしょうか、ミニチュアダックスだということはわかっていただけるでしょうか?ずっと顔だけ、このままの状態で飾っています。怖すぎますよね(笑)
羊毛フェルト、頑張ったんです。でも、だんだん悲しくなってくるんですよ、作ることが。まったくココに似せることができないし技術の限界も感じるしで、プシュプシュと針を刺しながら涙も出てきてしまって。
ボクに似てるのに…?
残念ながら、羊毛フェルトはここで断念しました(泣)
動物福祉と動物愛護にまで辿りつき、新しい子をお迎え
羊毛フェルトを断念してからの私は、またまた「後悔しては泣き暮れる」生活に戻っていました。
「あの時どうすることが1番正解だったのか、なぜ出来なかったのか、勇気が出なかったのか。」そんな事ばかり考えては日が過ぎていきました。この頃の想いは動物の福祉や愛護のことにまで辿りつき、「愛犬にとっての1番」を考える「動物福祉」について、最も深く考えた時期だったように思います。
そして、「私が泣いてる時間にも何かできることがあるのではないか?」と動物愛護の精神もニョキっと芽生えたのもこの頃で、繁殖場にいた「ももも」を迎え入れることとなったのです。
自己満足の愛護にならぬよう、この子にとっての「1番の福祉」を整えていこうと、きちんと決断してのお迎えでした。
はじめまちて!もももでちゅ!
ブログをはじめたきっかけ
保護したもももと暮らしはじめて半年も経つと、もももが外を歩けるようになったりと嬉しいことがたくさんありました。ですが、ココはこんなだった、あんなだったなぁ。とつい、もももとココを重ねてしまいます。そのことがもももに対して申し訳ない気持ちとなって涙があふれ、また落ち込むの繰り返しだったのです。
そんな時のある日、「旅ブログ」をネットで目にして衝撃が走りました。そこには、とても楽しそうなワンちゃんの笑顔だけが、たくさん、たくさん、あったからです。
愛犬が小さかった頃はまだスマホというものがあまり普及していなかったものだから、写真も少ないし記憶がなくなると怖いなぁと、少しずつノートに書き留めてきたココとのこと。
川で遊んだとき、みんな笑顔で楽しかったなぁ〜
そして、もももとのこれからのこと。
わたちも泳げるようになっていろんなとこ行きたいでちゅ
「ブログという形にできるのかぁ。ブログでなら悲しむ家族にも届けられるのかな。私にもブログってできるのかしら?ブログやってみたい!ブログやってみよう!やるぞ!」
ネットで偶然目にした「旅ブログ」、たくさんのワンちゃんと飼い主の笑顔が、ブログをはじめるきっかけとなりました。
ブログをはじめて良かったこと
結論からお伝えすると・・・ブログはじめて確実に泣く回数が減った!これが大きいです。
泣いてばかりだった時間が少しずつ少なくなる
そうなんです!ブログはじめて確実に泣く回数が減りました!不思議と泣いてふせてる時間がなくなってきたのです。
泣いてばかりの私ではなくなりました。これ本当です!
ママがあまり泣かなくなって、ぼく嬉しいんだぁ。
伝えたいことをどのように表現すれば上手く伝わるだろうとかライティングにぶち当たり、どうやったら見やすいだろうかと構成にもぶち当たり、どうしたら多くの人に見てもらえるだろうかとSEOにもぶち当たる。分からないなりのブログの勉強が、私の時間を共用してくれるのです。
時間を大事に過ごすようになる
会社勤めや家のことや家族のこと、ももものお世話もあります。どうやってブログする時間を作ろうかと、時間の配分を考えるようになってきました。すると不思議なことに、1日を大事に過ごすようにもなってきたのです。
SNSで「ちょっとの時間でもブログにあてて」とよく目にします。私の場合は、ちょっとの時間ってiPad開いて次の作業を考えるうちに終わってしまうから、上手に時間を作って30分作れたら「よし」としています。
愛犬の笑顔と楽しかった思い出がよみがえる
ブログを書くことで愛犬との思い出や想いを整理し、それを他の人と共有することで、感情の処理や受け入れが少しずつできるようになってきているので不思議です。
ブログでは、記事にどうやって「どんなに楽しかったか」を表現しよう?どうしたら読みやすくなるだろう?そのための装飾や設定はどうするのが1番いいのだろう?伝わりやすいブログにしたい!などなど、分からないことだらけです。
そのための参考本をたまに読んだりもしています。
今までで1番さくさく読めたけど、何回も読んで頭にいれたい勉強中の本です。
ブログでは愛犬への愛を落とし込めたらいいなぁという思いで記事を書いていきたいです。
ブログ作業のひとつひとつが、楽しかった思い出や愛犬の笑顔をたくさん甦らせてくれるからです。
辛い自分を少しずつ俯瞰できるようになる
「たまにブログに向き合う。」を続けていくと、不思議なことに辛い自分を少しずつ俯瞰してみれるようにもなってきました。
自分の可能性すら広がって、時間が足りないと感じるようになって、ちょっとずつだけど心の整理がついて、ちょっとずつだけど前向きになっていく、そんな自分が見えるようになりました!
少しずつでも前に進んで行けたなら、また新たな趣味を見つけられたり、ポジティブな気分や充実感を得られる日がいつかやってくるのかも知れません。
新しいことに挑戦する自分が好きになる
ブログをはじめて分からないことも多いので、SNSの「X」に登録して呼びかけ、ブログ仲間もできました。
ブログが進まなくて落ち込んだりもします。そしてやはり、お別れした愛犬を想う気持ちで、突然心に大きな波がやってきて鬱な状態がしばらく続いたりもあります。そんな時は、ブログもSNSもお休みして静かに過ごします。
そしてまた、ブログ仲間の一緒にがんばろうという声かけに励まされてブログと向き合い、少しずつ心が強くなっていくのを感じていってます。
「頑張っている自分を好きになる」そんなことはなかなか難しいです。だって、ペットロスにおちいると、心も身体も後悔と懺悔の気持ちでいっぱいですから。それでも私にとって感情の表現やコミュニケーションは、ペットロスを乗り越える過程で有効な方法のようです。
ブログが私の背中を押してくれてるのです。
ブログをはじめてしんどいこと
ブログをはじめて悪かったことは…思いつきません。
しいてあげるなら、年間のサーバー代でしょうか。なので、悪かったことではなく「しんどい」面を書いておきます。
ブログは考えることが多すぎる
伝えたいことをどう表現しようか、読みやすいデザイン、色合い、画像1つとっても圧縮だのなんだの、表、記事の文字数など。毎日、ブログ関連のことを考えている感じです。そして、トライからのダメだしだったりエラーだったりの繰り返し。
本当なら、ブログを運営するとなるとSEO(どうやったら検索順位が上がるか)や集客(どうやったらたくさん見てもらえるようになるのか)のことをもっと考えなくてはならないのだけれど、正直、理解できてないです。自慢ではありませんがSEOは特に分かっていません。難し過ぎて永遠の課題です。
でもでも、それでもブログ運営はできるんです。気持ちさえあれば。
Xでのモチベーションがしんどい
ブログ運営がうまく行っている人のつぶやきがタイムラインに流れてくると、自分を比べてしまうのが厄介です。
「記事を更新しました。」「今月は記事4つも書けました。」などの文字が目に入ると、応援しあえる仲間ではあっても落ち込んで病みそうになります。自分との距離感が大切だなぁと思っています。
ですが、この落ち込みはペットロスである私にとっては、いつも襲ってくる心の波と比べるとずっとずっと小さなものです。なので「しんどい」という表現もちょっと違うのかもしれません。
まとめ:ブログはじめればペットロスで泣いてる時間が減る!
何回も言いますが、私はブログはじめたことで少しずつペットロスから抜けでれそうです。泣いて過ごす時間が本当に減っただけではなく、泣いてばかりで死んだように過ごしてきた毎日も、時間を気にしながら生きていってます。
ただ生きるを続けるだけの毎日ではなくなりつつあります。
泣いてばかりの時間があるなら、ブログはじめてみて!ペットロスから抜けて少しでも変わりたいなら、ブログはじめてみて!
言葉が乱暴でごめんなさい。
あなたの愛犬はいつでもどんな時も、何かしら新しいことに興味を持って挑戦してませんでしたか?ココはそうでした。何にでも好奇心旺盛で怖いもの知らずでした。
愛犬との別れに伴う悲しみは個人によって異なるけれど、もしかしたらブログを書くことが、あなたにとって感情の処理と回復の有効な方法となるかも知れません。
なんでも経験です!やってみなければわかりませんよ。どんなことが、愛犬との別れをプラスに変えてくれるのかなんて。私の羊毛フェルトみたいな結果になってもいいじゃないですか! と、私は思うのです。
おまけ:他にも身についたかも…なこと
- パソコンのスキルがちょっとだけ上がりました。
- スマホのスキルもちょこっとだけ上がりました。
- X用語やパソコン用語がちょっとわかりました。
- 漢字が以前よりは多くわかるようになりました。
- 写真を撮るのがちょっとだけ上手になりました。
- 動物だけでなくて人間観察も楽しくなりました。
泣いてばかりで辛い時間を過ごしている方の参考になれば嬉しいです。
もし、少し気持ちがブログに傾いて「やってみようかな」となったときは、こちらの記事をぜひ読んでみてくださいね。